もろもろのめも/はけぐち

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人にはヒトのやりかたが有る

続きです.

どこまで書いたかな.
唯一無二の友人ができる話だったかな.

実はこの竹馬の友,高校時代の同級生でもあります.
ワタクシ自身は高校1年ぐらいから知ってはいましたが,おそらく向こうは知りもしないでしょうね.

高校3年生で初めて同じクラスになって,卒業のちょっと前に連絡先を交換してもらった気がします.

浪人時代は,同じ予備校で,メールのやり取りを頻繁にするようになり,
たまに電話してみたり.
異性だったこともあり,正直,かなり惹かれていました.

とても知的で(というか天才),
掴みどころがなくて,
闇を抱えていて,
好みはことごとく合う.

結局,下手に恋愛的な方向に走って,失うことが怖かったので,なんともなっていません.
(多分,付き合うと二人で心中エンドになる)

 

彼女は本当に天才肌でした.
”他の人と見えている世界が違うのだろう”
そんなありきたりな言葉が似合う女性です.

それ故,見たくないもの,見なくていいものまで見てしまうような女性.

 

ここまで読むと,なにが唯一無二の友人にしたのかが判然としない.
だけど,なんだろう,
わからないけど,何に関してもシンクロしているという感じ.

なんとなく,
「手に水ぶくれできたから潰してる」
と送ると,
「私もちょうどいま水ぶくれ潰してる」
と返事が来たり.

なんとなく,
「紅茶といえば,ムジカだよな!」
と唐突に送ると,
「待って,ムジカ知ってる同期とか初めてやぞ」
と感動気味な返事がきたり.

 

こういったことがかなり頻繁に起きる.
つらいことを話すと,理解・共感までしてくれるのは,この子だけだったりする.

同じ言語を話していても,話が通じない,なんてことも起きない.
お互いに,適切な語を頭のなかで補って,ほどよく話せる.

 

一度,お酒を交えながら
”ないことだとは思うけど,私とあなたが付き合ったら,間違いなくあなた壊れそうだよね”
と言われて,
”あなたも壊れるだろ,ははは”
と答えたことがあります.

あまり密に関わると,お互いの調子が悪くなる,
いわば,薬のような関係ってことなのでしょう.

月に1-2回連絡を取り合えば十分すぎる関係.

 

もちろん,今の彼女には内緒.
なにか肉体関係があるとかそういうのではないけど,
さすがにずかずかと言うのは無神経だってことぐらいはわかる.

 

あれ,何の話だっけ.

 

そう,この友人のおかげで,一番つらい時期を乗り越えられた感があります.

おそらく,この先ずっと関わっていくんだろうなあ.

自分らしくいることができるようになった,
世間との違和感を個性として受け入れられるようになったのは
現在の恋人のおかげです.

次はこの事について書こうかな.

 

では.