ノーベル賞報道の違和感.
こんばんは.
大隅先生が生理・医学賞を受賞されましたね.
おめでとうございます.
オートファジーっていう,比較的近しい分野・研究機関での研究での受賞ということで,それなりに関心を持って報道を見ていました.
といっても,会見と新聞記事などしか見ていませんが.
でも,見ていると,
業績の内容を讃えられてる感じではなくて,受賞そのものだけを讃えられている感じがして,少し気持ちが悪かったです.
ノーベル賞以外にもガードナー国際賞なども受賞されている,にも関わらず,ノーベル賞ばかりが取り上げられるのも違和感を感じますし,
”同じ日本人として誇り”だとか”日本人すごい”だとか言ってしまう風潮もすごくゾワゾワしてしまいます.
かつて日本が世界を席捲していた家電業界と通ずるものを感じるのです.
”日本の家電スゲェ”だったり”日本の技術スゲェ”と言って思考の停止に陥っていく.
パクるにしても,技術を育てるにしても,先進国はもちろん途上国ならなおさら,すぐに追いつける,追いつかれるということを身をもって体感しているはずなのに.
(戦争前・高度成長期・失われた20年)
まあいいや.
安定だからといって,医者や薬剤師・公務員をすすめる親戚連中にもゾワゾワするような,刺激を好む人間の言うことだから,当てにしないほうがいいのも確かか.
また.