もろもろのめも/はけぐち

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一段落,ときどき嵐

大学院入試の結果が出揃いました.

 

結果としては,現在の大学の院試のみが不合格で,その他の大学院についてはすべて合格ということになりました.

散々,今の大学に残るか,自分のやりたいことをやっているラボに行くのかということを悩んできましたが,
結局捕らぬ狸の皮算用だったということですね.

私個人としては,どちらかの選択肢が完全になくなって判断も楽になりましたし,

 

他大の大学院に受かって,今の大学の大学院で不合格者トップになるあたり,
不思議な因果といいますか,運命の導きを感じています.
例年の難易度で考えると,他大の方が上ですしね.

 

ボスや指導教官・ラボの同期にも報告をしました.
研究室にとって損失だね,なんてありがたいお言葉もいただけたりして,感慨深い気持ちもあったりなかったり.

今のラボの人とはこれからも仲良くやっていけるような気がします.
(例の理不尽教官を除いて)

 

では.

お盆を過ぎると,秋模様.

二週間ぶりに,日記のような感じで.

 

気づけばもう9月ですね.

私の感覚では,今年はお盆を過ぎたあたりから秋の兆しが見えてきました.
お昼は暑くても,夕方ぐらいになると,秋の様相が感じられて.

そして,9月に入るか入らないかのあたりから,空気も夏から秋に,がらっと変わってしまいました.


個人的に,この季節が一番つらかったりします.
この時期の空や空気は好きなんですが,
それに浸ればひたるほど,喪失感やら虚無感やら寂寥感やらが押し寄せてきて

なんともいえない,沈んだ気持ちになります.

 

特に,この時期と3月あたりの季節は本当につらいです.
本当に消えてしまいたいと思うほどに.

 

今までのつらい気持ちっていうのが一気に押し寄せてくる感覚でしょうか.
中高時代の疎外感や虚無感,自分がうまくこなせないことについてのストレス,

様々な感情がこの秋口頃や春先に起こったんでしょう.

 

中高だと,恋愛・部活・勉強(受験)のことでしょうか.

部活は大抵,これぐらいの時期に大会なりが重なりますし,
受験だと,このぐらいの時期に焦り始める.
恋愛では,新しい学校・クラスに馴染んだ頃に恋人ができたり,別れたりする.

河川敷での思い出などが一気にフラッシュバックしてきて,お酒ににげたくなっちゃったり.

 

大学に入学してからは

運動は全くしなくなり,
勉強は捉え方を変えた(成績志向から興味志向に).
恋愛はなぜか知らないけど,特定の人と長続き.

加えて,そりの合わない親と離れての下宿.

随分とストレスフリーな生活をしています.

 

でも,自分勝手なものですね.
ストレスがなくなったらなくなったで,ストレスが恋しくなるんです.

そして,勝手に思い出して,悶えて,お酒に逃げる.

 

まあいいや.

 

最近はいろいろと疲れているので,早めに就寝します.

そろそろ朝も起きれるようにしないとなあ.


おやすみなさい.

院試連戦が終了.

いやあ,長かったなあ.
一ヶ月続いた,院試三連戦がようやく終了しました.

今の大学院の入試は0.0数点差で落ちちゃいましたけど,迷う余地がなくなって少しうれしかったり.
円満に今のラボを抜けられるって言う意味で.

 

本命は無事に一次試験も通過し,あとは結果待ちという状況です.

 

実験の鬼と化していますが,なんとかまあ元気でやってます.

簡単な記録として.

なんだかんだと,山の日

今日の昼過ぎに知ったんですけど,祝日だったんですね.
山の日なんて祝日ができていたなんて.

 

そういえば,現在所属している大学の大学院入試も終わりました.
受かってるかどうかはちょっとわからないですけど,五分五分と言った感じかな.
推薦入試で9割方の定員が埋まってしまっているので,一般入試を受ける人の倍率は5倍近くになっていました.

私はとりあえず合格を持っているので,気楽に受けましたけど,ちょっとどうなのって感じですね.

今の大学は外部に行く人が圧倒的少数なのに,面接とTOEIC・大学の成績だけで通るようなヌルい院試にしてどうするんだって気がします.
(面接の内容の7割は大学一年生の春でも答えられるような内容)

真っ当に全員に筆記試験を課して行くほうがよっぽど健全な気がします.

そんでもって,外部を受験している人が残りの枠を独占したらどうするんだ,といった具合に議論がなされていたようで.

 

さて,そんなこんなしているうちに,本命の院試も近づいてきました.

ここも受かるかどうかは,よくわからないですけど,ちびちびやっていきますね.

 

まだ,今の大学に残るか外部に出るかは決めていません.

とりあえず,今の大学の結果が出てから考える,とボスには伝えてあります.

 


ながーい視点で見た時,どっちが正解になるのかってことをじっくり考えていく.
考えれば考えるほど,沼にはまっていく.

なので,どっちかというと,今の大学の院試は落ちていてほしい.

 

民間会社(私の場合は製薬関係)に入るにしても,この先どうなるかわからない.
バブル前から今に至るまでは,高給・安定・ホワイト,なのかもしれないけれど,

少なくとも国内では,10年以内に保険制度を抜本的に変えないと国はもたなくなるだろうから,日本の市場は縮小するだろうし,

そもそも,あと数年で,ブロックバスターと呼ばれた薬のほとんどのパテントが切れてしまう.
何らかのブレイクスルーが起きないかぎり,新薬が出るスピードは遅くなるし,薬の単価も上がる(C型肝炎の新薬とかがそうですね)

それを支えきれるとは思えない,保険制度.

 

製薬会社はエリートの集まりですから,打開策を持っているのかもしれませんが,
少なくともワタクシには,国家・世界との共倒れか,製薬会社の不振・経営の多角化ぐらいしか思い浮かびません.

 

かといって,アカデミアにしても同じような未来しか見えません.笑

実力があれば拾ってもらえるのは両方同じですし.

 

考えても考えてもよくわかりませんね.

正解なんてないって.

 

では.

 

とりあえず,一安心

はい,一安心です.

滑り止めだった大学院,無事合格いたしました.
心配しただけ損でしたけど,とりあえず,ほっとします.

次は,今通っている大学の大学院入試です.
こちらは対策があまりできていないので,多分おちます.笑

 

報告はこれぐらいにして,続き.

 

ワタクシは大学からどうしても一人暮らしがしたかったので,
国公立大学は全部実家圏内ではないところを受けました.

どうして一人暮らしがしたかったか,というと,
どうしても,母親のもとからとりあえず離れたかった.

いわゆる,少し毒親だったんです.

ワタクシが研究者になりたいって言っても,
「アンタは小さい頃医者になるのが夢だったんだから,本当は医者になりたいんだよ,それに医者になっても研究はできるじゃない」

ワタクシが医者には絶対向いてないって言っても
「そんなわけないでしょ,周りの医者みたらあんたより向いてない人だらけやから」

ワタクシが研究の道に進む学部を受けるって言ったときは
「そんなとこ行って,将来どうすんの」とヒステリーを起こしたり.

そんなこんなで,
母親は自分以外の価値観を押し付ける人,否定しかしない人
(それも,自分が押し付けているんじゃなく,本当はあなたもそう思っているはずでしょ?)という風に操作しようとしてくる人.

 

大学で一人暮らしを始めて,母親の呪縛から逃れて,いろいろな価値観を知った.
その中で一番影響を与えてくれたのが,現在の彼女でした.


発達障害アスペルガーADHD)じゃないかなって相談しても

「そうかもしれないね,でも,人と同じなんて一緒にいてもつまんないじゃない」
「それは,治そうと思って治せるものじゃないんでしょ?じゃあ,治すんじゃなくて,うまく対応しようよ」
「その発達障害の特性っていうのが,”個性”とどう違うのかが私にはよくわからない」

特有の言動とかをとっていても,個性として面白がってくれる.


多分,今まで親に,発達障害だろうということや,その特性に関して否定しかされてこなかったので,
肯定される嬉しさっていうのを,初めて知った気がします.

 

そういう人とずっと一緒にいると,考え方もかなり変わってくるみたいで
気づいたら,自分の特性も個性として受け入れられるようになっていました.

 

相変わらず,周りの人にはおかしい人,キチガイやら言われていますが
まあそれはそれでいいのかなと.

では.

人にはヒトのやりかたが有る

続きです.

どこまで書いたかな.
唯一無二の友人ができる話だったかな.

実はこの竹馬の友,高校時代の同級生でもあります.
ワタクシ自身は高校1年ぐらいから知ってはいましたが,おそらく向こうは知りもしないでしょうね.

高校3年生で初めて同じクラスになって,卒業のちょっと前に連絡先を交換してもらった気がします.

浪人時代は,同じ予備校で,メールのやり取りを頻繁にするようになり,
たまに電話してみたり.
異性だったこともあり,正直,かなり惹かれていました.

とても知的で(というか天才),
掴みどころがなくて,
闇を抱えていて,
好みはことごとく合う.

結局,下手に恋愛的な方向に走って,失うことが怖かったので,なんともなっていません.
(多分,付き合うと二人で心中エンドになる)

 

彼女は本当に天才肌でした.
”他の人と見えている世界が違うのだろう”
そんなありきたりな言葉が似合う女性です.

それ故,見たくないもの,見なくていいものまで見てしまうような女性.

 

ここまで読むと,なにが唯一無二の友人にしたのかが判然としない.
だけど,なんだろう,
わからないけど,何に関してもシンクロしているという感じ.

なんとなく,
「手に水ぶくれできたから潰してる」
と送ると,
「私もちょうどいま水ぶくれ潰してる」
と返事が来たり.

なんとなく,
「紅茶といえば,ムジカだよな!」
と唐突に送ると,
「待って,ムジカ知ってる同期とか初めてやぞ」
と感動気味な返事がきたり.

 

こういったことがかなり頻繁に起きる.
つらいことを話すと,理解・共感までしてくれるのは,この子だけだったりする.

同じ言語を話していても,話が通じない,なんてことも起きない.
お互いに,適切な語を頭のなかで補って,ほどよく話せる.

 

一度,お酒を交えながら
”ないことだとは思うけど,私とあなたが付き合ったら,間違いなくあなた壊れそうだよね”
と言われて,
”あなたも壊れるだろ,ははは”
と答えたことがあります.

あまり密に関わると,お互いの調子が悪くなる,
いわば,薬のような関係ってことなのでしょう.

月に1-2回連絡を取り合えば十分すぎる関係.

 

もちろん,今の彼女には内緒.
なにか肉体関係があるとかそういうのではないけど,
さすがにずかずかと言うのは無神経だってことぐらいはわかる.

 

あれ,何の話だっけ.

 

そう,この友人のおかげで,一番つらい時期を乗り越えられた感があります.

おそらく,この先ずっと関わっていくんだろうなあ.

自分らしくいることができるようになった,
世間との違和感を個性として受け入れられるようになったのは
現在の恋人のおかげです.

次はこの事について書こうかな.

 

では.

ボーっとする頭

著しく,頭がぼーっとするようになったのはいつからでしょうか.
記憶では中学三年生ぐらいまでは授業中に寝ることもなかったし,今みたいに四六時中ぼーっとした気分ではなかった気がする.

高校に入ると,眠くて眠くて仕方なかったり,ぼーっとすることが明らかに増えた覚えがあります.
授業中寝ていたら,名指しで怒られたり,帰りの電車で倒れたこともあった気がします.

 

そういえば,

”授業を聞く気がないなら帰れ”
”ええかげんにしろや,寝てるやつがおると周りも眠なるねん”
とか,いろいろ言われました.
食事の後に起きてられないことが多かったので,この頃から食後低血糖の症状だったんだと思います.

当時の私は,
(起きてちゃんと聴いてられるなら聴いてるのになあ,それに迷惑かけてないやん)
なんて思いながら,授業中の叱責については無視を貫いた覚えがあります.

 

それに,ワタクシは授業が聞き取れない(聴くのみに徹している場合はある程度聞き取れる)
書いてると聞き取れないから,ノートを取らずに,授業を聴いてるとまた怒られる.
”お前はノートとらんで試験で満点とれんのか?”
”試験で満点とれるならノートとらなくてもいいけど,無理やろ?”
なんていう風に.

子供心ながらに
(ノートをとってて満点取れる人いないのに,どうしてその理論になるんだろう)
(参考書とか問題集にほとんどおんなじこと書いてるやん)
と思いながら,以後ただの黒板コピーマシンになってました.

 

親兄弟に相談しても,
”基本的に授業中のことは板書とって授業中に理解して,わからないところは休み時間に質問する”
”ちゃんと授業きいてんの?”
”なんであんたの方が頭いいのに,お兄ちゃんより成績悪いんかなあ”
いろいろ言われてきました.

結局,当事者でない限りはわからないんだろう,なんて諦めてしまいました.
それ以来,自分の価値観であったり,考え方を押し付けてくる人が大嫌いになりました.

未だに母親は苦手です.(現役教師)
兄は説明すると理解してくれますが,母親は自分が間違っているのを認めず,ややヒステリーを起こすので.

 

そんなこんなで,ワタクシ自身が変われたのは浪人時代を経てからです.
ここで,ワタクシは唯一無二の友人と出会いました.

ワタクシが居なくなると困る,と思うのはここでの友人ぐらいです.

 

さて,長くなったので,区切ります.

今日は少しは勉強しないとなあ.

では.