しばらくのご無沙汰.
しばらくぶりです.
もはや見ているヒトはいないですが,軽く日記程度に更新します.
いままでの記事については,すこしみっともない記事が多かったので消去いたしました.
さて,私,無事に希望のラボに配属となりました.
分野で言うと免疫系です.
発足したばかりの部屋なので,不安はありましたが,なんとかやっています.
以下,愚痴等です.
見たくない方はここまでで.
文章を見ているとわかるとは思いますが,ワタクシ,考えたこと・感じたことを言語化するのがとても苦手なんですね.
そうなると,当然発表もろもろに粗が出てくるのは想像に容易いわけで,そのことでこっぴどく叱られてしまいました.
ええ,こっぴどく.
個人的には,学生に任せすぎという面が大きいために生じた問題について叱られたという被害者意識すらあります(責任転嫁)
今現在の学生は新しく所属した学生だけで構成されており,いわゆる初学者しかいないわけです.
一方で教員は当然,その道に進んでから15年以上は立っている人たち(それも安定したポストを得ている)なわけですね.
その両方に満足のいくセミナーもしくはジャーナルクラブって存在するんでしょうか.
教員にとってはわかっていること,当然と思っていることも,学生にとってはそうではないことも多い.(初学者ですから,セミナーは勉強を兼ねると思っていますし,そう言われていました)
セミナーなどは多くの場合,学生のために行っているという認識だったため,
もちろん今回叱られた件については,
我々初学者の視点に立った文献の紹介をしたわけで,当然説明も長くなったわけであります.
そのこと等々について辛辣な意見を数々頂いたわけです.
こと,一教員については感情的に(的外れに)攻撃されて少し参ってしまいました.
3分の1ぐらいは真っ当なご意見だったので,紳士に受け入れました(つもり)が,
言ってもいない言葉の揚げ足をとられたり,
スマホをいじって音を鳴らしてみたり,
30分も質問攻めをするだけして(結局何が言いたいのかよくわからなかった)した後に退室したり.
本人は抜けたかったから先に結末を聞きたかったらしいのですが,最初に話してますし…
終わった後にフォローを入れてくれましたが,
この教員は,自分の思っていること以外の解答が来た場合,それを認めずに感情的になることに加えて,
自分の頭のなかの筋道に凝り固まった視点からしか話ができないので
全くフォローにならず.
確かに,みなさんの貴重な時間を割いていただいているという認識が足りず,準備不足だったという点は反省すべきでありますし,改善するつもりであります.
加えて,教員のみなさんのジャーナルクラブの理想図と学生たちの考えていた理想図において齟齬があったということも否めません.
学生
- どのような実験をしているかわからないから,結果の見方がわからない
- 経験が足りないので,話を飛ばすとわからなくなる
- 前提知識が足りないので,わけがわからなくなる
- 内容を理解することが大切
⇨だから,かなり詳しく(長く)説明.
教員
- 科学的な結果を簡単に知りたい.
- (当人たちの中で)知ってて当たり前のことは飛ばして,説明してほしい.
- 技術的な部分はわからなかったら質問すればいいことなので,説明はいらない.
- 内容の理解は当然で,批判的に読んで欲しい
⇨30分程度で結果・成果を中心に話してほしい.
ここで,注目すべきなのは,技術的な部分うんぬんについての部分です.
教員たちにとってはそもそも,6-7割程度の理解および既知の情報なのですんなり頭に入ってくるのですが,
学生たちはほとんど知らないので,わけがわからなくなる.
教員たちにとっては(ああ,この実験してるってことは,こういうことが知りたいのね)という情報が,
学生たちにとっては(え,何この実験,知らん知らん,なんのためにしてんの?)となるわけです.
そして,学生は質問しづらく,わけがわからないまま,ジャーナルが終わってしまう・・・
実際に『お手本』と称して行われたボスのジャーナルクラブでは前提知識が違いすぎて,学生全員が(何がわからないかわからない)状態に陥ってしまっていましたしね・・・
逆に今回のワタクシの発表では,学生からはよくわかったっていう話を聞きます・・・
あと,思うことは,どういう風に発表するのか,論文はどういうふうに選ぶのか,どういうふうに読むのか,発表時間の制限等々を全くレクチャーなしで行うのは,教員の怠慢ではないのかなと思うわけです.
学生が調べないのが悪いという意見もあるでしょう.
右も左も全くわからないヒトに対しては,ある程度の導きが必要なものなのです.
「このWeb Pageに書いてあることを参考にしてしてください」等でもいいんです.
先輩がいるなら,教員が先輩に対して教えておいてということは有りだと思いますが,うちの場合は違いますからね.
(甘ったれていることは承知しています.)
今まで自分で積極的にやってきたヒトが教員になってる訳で,初学者時代のことなんて忘れているから,気が回らないんでしょうけど(時間もないでしょうし)
なんだかんだと自己弁解していますが,実際の所は結構ダメージ喰らいました.
有名ブログの発声練習さんでたびたび出てきますが,
第2段階:ゼミでの発表や研究室内での議論で、自分の主張を否定するような意見に出会っても、何とか受け入れられるようになる
という段階でしょうか.
確かにそうだ,改善しなきゃいけないと,思い反省もするのですが,
感情がついてこないという状況です.
実際,今朝もなかなか朝布団から出られませんでした.
(本当はやらないといけないことがあるのでラボに行かないといけない)
もともと,鬱々とした質の人間なので,セルフケアは怠らないようにしないといけませんね.
あとは,驚くべきことに卒業研究のテーマが3つあるので,余裕がなくていろいろと回っていないこともあるので,
せめて2つにしてもらおうかなと思っています.
・・・
心と体を壊すなんて損ですからね.
さて,発声練習さんに書いてあるように,
不安やらを発散するとすっきりしますね.
シャワーを浴びて,ラボに行くことにします.